Love神戸社長★西 良旺子ブログ
NHK連続TV小説「おちょやん」を見て、父親のことを考えてみた
2021年03月20日
先日も書かせていただいた、NHK連続TV小説「おちょやん」のこと。
おちょやんのサイトはこちら
今週はめっちゃ、泣きましたね~。
明治の末、大阪の南河内の貧しい家に生まれたヒロイン、竹井千代は小学校にも満足に通わせてもらうことができず、9歳のときに、道頓堀の芝居茶屋に女中奉公に出される。
小さい時からことごとく、裏切られていた父、テルヲとの関係性。
奉公期間を終了後、女優を目指して京都の撮影所に通っていた時に突然現れて、有り金を持ち去られてたり。
トータス松本さん演じる、テルヲは、「こんな悪い父親よくおるな~。」
という感じなんです。
このドラマを見ていて、私の父親のことを思い出しました。
父親は、私が小学校の時に会社が倒産し、なぜか、ギャンブラーに。
そう、ギャンブラーが仕事です。
最初はギャンブルも好調でしたが、長くは続きません。
家の生計は、母のヤクルト配達業でなりたっていました。
毎日、父親が自宅にいるので、友達を自宅に呼ぶこともできず、
進学面もいきたい方向性をことごとくあきらめてきました。
大学入学も推薦で決まっていたのですが、母親が貯めていた学資保険も勝手に解約しており、断念。
この時は本当に悲しかったです。
挙句の果てに、ギャンブルのみで多額の借金をつくり、夜逃げ。
という破天荒ぶりです。
が、なぜか、人間的に魅力があふれる人で、私は父を恨みきれなかった。
どこにいっても話がおもしろく、博学(新聞、本などをすごく読んでいた)なので、人が集まってくる。
大勢の前で話をするのも得意でした。
夜逃げをして、やっと父はお金の面はまともになりました。
懲りたようです
ギャンブルは一切やめました。
ある大企業の寮で働き、そこでも、「おっちゃんの話は面白い」と人気者に。
どこででも、自分の居場所をつくる人です。
その間、私たちは父の残した借金で法的に認められたもののみを母と一緒に、必死で返済しました。
父は、震災前にそ~っと神戸に帰ってきて、被災。
1人で、学校で避難生活、そして、仮設住宅での生活。
仮説住宅でも友達をつくり、住宅の前にたくさん花を植え、花畑みたいにして人気者。
ギャンブルはやめれたのですが、お酒はやめれなかったんですよね~。
昼のみ常習者で、飲みすぎて、救急車に運ばれることも多々。
その都度、迎えにいかなければならず、
毎日仕事に追われている私は、本当に勘弁してほしいと思っていました。
おちょやんで、主人公のちよが、最後に父を罵倒する場面があります。
それは、もう余命が長くないための父への激励かもしれません。
それを見て、私は父に対して、めちゃめちゃ怒っていたことなどを一切伝えてなかったと思いました。
はき出していなかったので、心の底から赦せてなかったのかもしれません。
が、父が私の事を愛していることは、ギャンブラーになるまでの幼いころのアルバムを見て、感じていました。
3歳までにアルバムが3冊。
きれいにファイリングされ、父が手書きで当時の様子を書いています。
だから、最後までずっと面倒を見ることができたのだと思います。
腹がたっていることは伝えませんでしたが、
「お父ちゃんとお母ちゃんの子供で本当によかったと思っている」ということは、亡くなる少し前に伝えることはできました。
自画自賛ですが、自分自身、父のいいところと母のいいところがうまくミックスされているなあと思っているからです。
その時、父は喜び泣いていました。
今、思えば、私は口に出していませんが、めちゃめちゃ怒っていたことを父は重々知っていたのだと思います。
「伝えることの大切さ」
家族だからこそ、言えること、言えないこと。ありますよね。
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