Love神戸社長★西 良旺子ブログ
読書感想文「生き方~稲盛和夫さん」
2022年10月09日
読書感想文シリーズです。
今回は、先日、お亡くなりになられた、稲森和夫さんの「生き方」
これは、刊行10年目にして100万部を突破した本です。
心を高めることが人生の究極の目的である。
魂を磨いていくことがこの世を生きる意味。
生きている間は、欲に惑う。その欲も生きるエネルギーとなるからいちがいに否定すべきものだが、そういうものは現世限り。
いくらためこんでも、あの世へ持ち越すことはできない。
など、仏教的な教えが、やさしい言葉で、わかりやすく書いている本です。
そして、宇宙の法則に沿った生き方という考え。
「思念が業をつくる」
業とはカルマともいい、現象を生み出す原因となるもの。
つまり、思ったことが原因となり、その結果が現実となって現れてくるというもの。
だから、その想念に悪いものを混ぜてはいけない。
良い思いを描く人には、良い人生が描かれる。
良い思いとはなにか?
「世のため、人のため」
なんですよね。
稲盛さんは、宇宙という呼び方をしていますが、宇宙は、すべてをよくしていこうという、進化発展させていこうという力の流れが存在する。
それが、宇宙の意思といってもいいものだと。
また、人生も経営も同じ。シンプルであると・・・
迷ったときには、
「人間として、何が正しいのか」
という、極めてシンプルなポイントに判断基準をおく。
なるほど~。。と唸るところがたくさんの名作です。
そして、以前もブログに書きましたが、災難にあったら、業が消えたと喜びなさいというお話もこの本にかかれています。
その方の本質である愛と誠、真・善・美を兼ね備えているのが、真我。
魂はその真我を包み込むように覆う衣服のようなもの。
その衣服には、それぞれの魂が経験した思いや、行い、意識や体験がすべて蓄積されている。
現世で自分がなくしてきたもろもろの恩念や、行為もまた、そこに付加されていく。
つまり魂とは、何度も生まれ変わる間に積み重ねた、善き思いも悪しき思いもひっくるめた業が含まれたものだそう。
稲盛さんが尊敬されたお坊さまが言われた言葉。
「災難にあったら、落ち込むのではなく喜ばなくては、いけない。災難によって、今まで魂についていた業が消えていくのです。
災難ぐらいで業が消えるのであれば、お祝いをしなくてはいけません」
なんと。。
心を切り替えるのに、これほど、素敵な言葉はありません。
経営も生き方も同じ。
まさに稲盛さんの名著です。
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Posted by Love神戸社長★西 良旺子ブログ